10月に入り、急激に秋の空気が深まってまいりましたね。
寒いです普通に。
こんにちは!東京事務所の新田です。
秋といえば「〇〇の秋」で世の中はいっぱいになり、
何かアクションを起こしたくなる季節です。
今回は一丁前に「芸術の秋」を感じに美術館に足を運びました。
…決して運良く入場券を貰えたから、ではなく。
この日行ったのは東京都内にあるアーティゾン美術館で開催中の
「空間と作品」という特設展が目的。
この特設展の特徴は、展示されている作品自体を観るのではなく、
作品が当時どのような状況や背景で生まれ、今に至るのかを
展示空間を通して観る、というものです。
どんな感じかと言うと例えば、襖絵の作品。
畳部屋の空間に靴を脱いで上がり、畳の上に座る。当初の家屋に入る自然光を再現した
少し仄暗い光の中で、静かに目の前の襖に対面する。
ショーケースに飾られた作品を眺めるのではなく、再現とはいえ
この作品が生まれた時代背景を空間ごと五感で感じる展示。
上手く言葉にできませんが、今までとは少し違った視点の楽しみ方ができました。
僕は自分なりに作品の背景や作者の心境・制作過程を想像する時間が自分は好きなので、
小規模ながら今回は非常に楽しめました。美術館はやっぱり面白いですね。
ということで簡単ですが僕の「芸術の秋」でした。
なんだかとてつもなく秋が今年は短くなる気がしますが、
「〇〇の秋」、漫喫したいですね〜