舞台鑑賞ブログを発信し続ける名古屋の中村です。
今回の作品は吉田鋼太郎さん演出、柿澤勇人さん主演、彩の国シェイクスピア・セカンドの『ハムレット』です。
故・蜷川幸雄さんが立ち上げた「彩の国シェイクスピア」シリーズが、吉田鋼太郎さんに引き継がれ一応の完結を迎え、多くのファンの熱い声援に応え、吉田鋼太郎さんが「彩の国シェイクスピア・セカンド」と銘打って新プロジェクトを立ち上げました。
「セカンド」は「シェイクスピア作品の面白さ・魅力を、とにかく多くの人々に、わかりやすく伝えたい」をコンセプトに、鋼太郎さん自らが上演台本執筆・演出・出演の3役をこなすシリーズで、記念すべき第1作はこれぞシェイクスピアと言われる代表作『ハムレット』です。
私は『ハムレット』を観るのは2回目で、私にとっても同じ作品を違う演出家、違う俳優陣で観るのは初めての体験でした。
私の初ハムレットは2015年の故・蜷川幸雄さん演出、藤原竜也さん主演作品で、これぞ「蜷川シェイクスピア」的な感じでした。
比較対象作品があるので、今回の吉田鋼太郎さん演出版は確かに「わかりやすい」から「面白い」。ハムレットの柿澤勇人さん他、北香那さん、白洲迅さん、渡部豪太さん、豊田裕大さんなど若手俳優が多かったことも影響していたと感じました。鋼太郎さんが執筆した上演台本も影響しているんだろうなぁ。凄いぞ、吉田鋼太郎!(笑)
で、前々回のブログは「林遣都」、前回のブログは「田中圭」で、今回は「吉田鋼太郎」。この3人と言えばドラマ『おっさんずラブ』。
映像作品でも、演技は何か3人とも「舞台」っぽくて、それが面白いんだよねぇ(笑)
ちなみに、セカンドの第2弾は6月に藤原竜也さん主演で『マクベス』が上演されます。楽しみ!