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2023.11.26

ロミ・ジュリ

久し振りに舞台の書き込みをする名古屋の中村です(笑)。

 

蜷川さんの『彩の国シェイクスピア』シリーズが幕を閉じ、次はいつシェイクスピアを観れるかなぁと思っていたところ

意外に早く観る機会を得ることが出来ました。

しかも、誰もがよく知っている、あの『ロミオとジュリエット』!

 

私自身が、初めてシェイクスピアを読んだのがこの『ロミ・ジュリ』で、随分と遠い昔の話。

二人の純愛物語を非常に小っ恥ずかしく感じるようになってしまった中年親父は、観るのを迷っておりましたが、

演出の井上尊晶さんは蜷川さんの『彩の国』シリーズで演出助手・演出補を務めてみえた方で、

蜷川シェイクスピアを知り尽くした方が、どのような演出をされるのか、非常に興味が湧き観ることにしました。

 

で、想像していた以上に良い舞台でした。

どことなく「蜷川さん」っぽい演出があったり、非常に正統派な感じのする舞台で、

主演の高杉真宙さん、藤野涼子さんも、10代ゆえの無邪気な恋愛と、一途な狂おしい恋愛を体現していて本当に感動しました。

どっぷりと『ロミ・ジュリ』の世界観に酔いしれた3時間でした。

 

物語の終盤、自分たちの運命にもがき苦しむロミオ・高杉真宙君が、「あれ?藤原竜也じゃねぇ?」って見えてて、

一緒に観ていた娘に「そう見えんかった」って聞いたら「私もそう思った」って笑ってました。舞台での共演もあったので、

大いに影響されたか?もがき苦しむ役は藤原竜也の十八番だよね(笑)。